「水泳」「ピアノ」「習字」「そろばん」「プログラミング」「英語」。
子供が得意なことを増やして、自信をつけていくのは嬉しいけど、働くママにとってお子さんの習い事の送迎と付き添いは本当に大変。
キッズラインが行ったアンケート調査によると、「子供の習い事で、負担に感じること」として、77.5%の方が「送迎や付き添いが大変」と答えています。
あなたもお子さんの習い事の、送り迎えと付き添いに苦痛を感じていませんか?
兄弟で習い事をしていたり、2つ、3つと複数の習い事をさせている家庭もあります。
この記事では、
- 多くのママにとって子供の習い事の送迎や付き添いが苦痛になっている理由
- 習い事を人任せにするママ友とのトラブルを回避する方法
- オンラインレッスンを活用することの利点
についてご紹介します。
習い事の送迎ストレスを少しでも軽くするお役に立てれば嬉しいです。
子供の習い事の送迎や付き添いが苦痛になる理由
多くのママにとってどんなことが理由で、習い事の送り迎えがしんどくなるのでしょうか。
以下のような理由が挙げられます。
- 習い事は一つじゃないから
- 予定が入れられない
- 待ち時間がある
- ママ友に会うのが苦痛
- ママ友に送り迎えを頼まれる
ではそれぞれ見ていきましょう。
習い事は一つじゃないから
習い事をさせている家庭では、たいてい複数の習い事があります。
進学塾・栄光ゼミナールが行った、「小中高生の習い事に関する調査」というアンケートによると習い事を「習ったことがある」と答えた保護者に、習ったことがある習い事について聞くと、過半数が「水泳」「英語・英会話」「ピアノ・バイオリンなど音楽」と答えました。
習い事で特に人気があるのは、塾、水泳、英語です。
「送り迎え」というぐらいですから、1往復に「送り」と「迎え」の2回の行程がかかります。
習い事が3つなら、一週間3往復、月になると12往復も送迎のために時間が取られることになります。
きょうだいがいるならさらに多くなります。
- このように習い事が複数あると、送迎だけで多くの時間が奪われます。
予定が入れられない
習い事は、毎週時間が決まっているため、その時間までに仕事や家事を切り上げなければなりません。
- その曜日は、他の予定を入れられないのはストレスになります。
習い事の付き添い、待ち時間がストレス
水泳や体操教室は付き添いというまた厄介なおまけが付いてきます。
その時間も拘束されています。
習い事はたいてい1時間程度なので、いったん家に帰る時間がない場合がほとんどです。
近くに駐車場がない場合、コインパーキングに止めるか、路駐をして車の中で待たなければなりません。
- 近くに買い物できる場所がない場合、レッスンが終わるまでずっと待たなければならないこともあります。
送迎や付き添いでママ友に会うのが苦痛
中には毎回ママ友に会うのがストレスで苦痛だと感じている保護者の方もいらっしゃいます。
マウントをとってくるママや、愚痴を言うママ、無駄に長い井戸端会議など、地味にストレスが溜まってきます。
また、水泳などの習い事は、付き添いの時間が苦痛になることもあります。
特にママ友同士が固まって盛り上がっているとき、なんとなく居心地が悪く感じて、それをストレスに感じることもあります。
- 送り迎えや付き添いのたびに、ママ友と接触するのが苦痛になることがあります。
習い事の送迎を人任せにする無神経なママ友が超ストレス
そしてこれも習い事あるあるですが、同じ教室に通う近所の子供の送り迎えを頼まれてしまうケースです。
特にあなたが車で送迎していて、免許のない近所のママ友から「ついで」に送り迎えを頼まれるケースです。
「今日は仕事がどうしても終わらないから」とか、「雨だから」など、最初は善意で気軽に引き受けたものの、だんだんそれが癖になって完全に当てにされることもあります。
たいして感謝もされず(ガソリン代もかかってるのに)、当たり前に思われてくると本当にストレスですね。
中には、近所のお友達と一緒に習い事をはじめて、交代で送迎を負担しあおう、と軽い気持ちで約束するケースもあります。
- しかし、結局どちらか一方に負担が偏り、「なんで自分ばかり?」と不満とストレスが溜まってくることになります。
習い事の送迎や付き添いでストレスを回避する方法
もちろんすべてのストレスを回避することはできませんが、少しでもママの負担を減らせるよう工夫することはできます。
以下のような方法でストレスを回避できるかもしれません。
- 夫婦で協力する
- 送迎を人任せにするママ友の頼みはキッパリ断る
- 自転車や公共交通機関で行かす
- 途中で買い物ができる立地にある習い事を選ぶ
- オンラインレッスン
夫婦で協力する
子育てはママだけの仕事ではありません。夫婦でよく話し合って夫の協力も求めてください。
なるべく夫がリラックスして機嫌の良い時を狙って話すのが効果的です。
お互いイライラしているときに問題を持ち出すとうまくいかないでしょう。
習い事が週末ならば、送迎を夫婦で協力して夫にも負担してもらいましょう。
習い事の送迎を人任せにするママ友の頼みはキッパリ断る
多少の苦労も我が子のためならば耐え忍べますが、よその家庭が絡んでくると耐え難いストレスになります。
習い事の送迎を完全に人任せにする無神経なママ友もいます。
車の送迎の場合、事故があったときの責任問題が生じます。他人の命を預かるのは非常にリスキーです。
「この前、事故に遭いそうになって、それ以来人を乗せるのが怖くなって」
「主人から、(事故にあったとき責任がとれないから)もうよそのお子さんは乗せるなと言われたので…」
「習い事のあと、買い物も行きたいから…」
など、うまくかわしましょう。
「代わりばんこに送迎」も、自分の体調が悪いときや、お子さんのレッスン時間が変わるときなど、ややこしくなるので最初から辞めておいたほうが無難です。ほとんどのケースで、結局どちらかに負担がかかるのがオチです。
自転車や公共交通機関で行かす
車の送り迎えをやめる、というのも一つの手です。
可能なら、バスや自転車で通わせることも考えてみてください。
しかし、今の時代、安全面で不安なことも多いので、もし習い事が安全に通える範囲の場所にあるならという条件になります。
途中で買い物ができる立地にある習い事を選ぶ
どうせ買い物にはいかなければなりません。
それならショッピングモール内にある教室や、近所にスーパーのあるスクールを選ぶことができるでしょうか。
送迎のついでに買い物や用事を済ませられるので、送迎がそれほど苦にならなくなります。
オンラインレッスンや通信講座
自宅で受講できるオンラインレッスンや通信講座なら送迎は不要です。
水泳やピアノの習い事はさすがに無理ですが、英語やプログラミングなどの習い事はオンラインレッスンにすることで送迎が不要になります。
特にコロナ禍で、各種習い事はオンラインに対応せざるを得なくなり、オンラインレッスンの質とノウハウが以前より向上しています。
自宅で習える通信講座やオンラインレッスンを選択するなら、送迎に関するストレスはそもそもなくなります。
保護者が今1番気になる子どもの習い事はプログラミング
イー・ラーニング研究所が全国の保護者を対象に行った調査によると、「2022年、子どもに何の習い事をさせたいですか(させる予定ですか)」というアンケートで、「英語・英会話スクール」「プログラミング教室」という回答が半数以上を占めました。
2020年から「プログラミング教育」が必修化になったことが影響して、多くの保護者が子供にプログラミングを習わせたい、と思っていることがこのアンケートからもよくわかります。
とはいえ、ほとんどの家庭でプログラミングは習い事の優先度の下位。
プログラミングに興味はあるけど、二の足を踏んでいるのが現状のようです。
プログラミングの習い事はオンラインがおすすめ
「プログラミング必修化」の初年度となった2020年は、ちょうどコロナ禍と重なり、プログラミング教育に関する話題はコロナに完全にかき消されてしまいました。
大いに盛り上がると期待されていたプログラミングの習い事も、
教室に生徒を集められないままオンラインコースに切り替えざるをえなくなってしまいました。
しかしその結果、オンラインのカリキュラムやノウハウが充実し、もともと首都圏や大都市に集中していたプログラミング教室が、オンラインで全国から受講できるようになりました。
Zoomなどのビデオ会議システムも急速に普及し、画面共有を通して効果的にオンラインレッスンが行えるようになりました。
オンラインプログラミング教室は、もちろん自宅から一歩も出ずにレッスンが受けられるため、送迎の心配は一切不要です。感染のリスクも避けられますし、ママ友とのトラブルもストレスもありません。
もし、これからプログラミングの習い事を考えているならオンラインレッスンがオススメです。
当サイトおすすめの子供向けオンラインプログラミング教室
まとめ
保護者のあなたも、きっと子どもの頃に何かの習い事をされていたのではないでしょうか。
大人になった今振り返って、子供の頃の習い事は現在何かしらの役に立っていることが必ずあると思います。
それで、送迎や付き添いの苦痛だけでお子さんの習い事をあきらめてしまうのはちょっともったいない気がします。
少しでも送り迎えのストレスを減らし、お子さんの将来のために今できることをしてあげたいですね。
記事を最後までご覧下さりありがとうございました。
このサイトでは、子どものプログラミング教育に関する情報を保護者向けに発信しています。もし気になるトピックがあれば、他の記事もあわせてご覧ください。
コメント