【ママ必見】“子供プログラミング教室は意味ない”と言われる5つの理由

【ママ必見】“プログラミング教室は意味ない”と言われる5つの理由

子どものプログラミング教室なんて意味ないよ。

こんな意見を聞くことがあります。

うちもプログラミングの習い事に興味があるけど、やっぱりプログラミング教室って意味ないのかな?

「シルミル研究所」が2021年2月に実施した「こどもリサーチ」によると、調査対象となった保護者の48.7%が、子供をプログラミング教室に「通わせていないが興味がある」と回答しています。

2020年から小学校でプログラミング教育が必修化になったことを受けて、多くの保護者の間でプログラミングの習い事に関心が高まってます。

あなたもお子さんをプログラミング教室に通わせることを考えたことがありますか?

でも、

  • プログラミング教室ってなんだかよくわからない
  • プログラミングなんて親が知らないものを子供に習わせるのは不安
  • 月謝も高いし、プログラミングの習い事は本当にこどもの将来に役立つのだろうか
  • やっぱり子ども向けプログラミング教室は意味ないのだろうか

こんな疑問をお持ちかもしれません。

そこでこの記事では、

  • プログラミング教室は意味ないと言われる理由
  • プログラミング教室ではどんなことを習うのか
  • 子供の将来のため、今のうちにプログラミングを習わせたほうがいいのか

こういったテーマを取り上げています。

Kacky

プログラミングの習い事で迷っている、ママの参考にしてもらえると嬉しいです。

目次

プログラミング教室は意味ないと言われる5つの理由

お子さんをプログラミング教室に通わせている保護者の口コミを見ると、たいてい好意的な口コミが見られます。

ネット上を探しても「プログラミング教室は意味ない」という口コミはほとんど見つかりません。Twitterでもヒットせず、なかなか保護者の本音が見えてきません。

プログラミング教室の口コミは、ほとんどが教室の公式サイトかプログラミング教室の紹介サイトにあるものなので、ネガティブな口コミが見つからないのは、ある意味仕方ないかも知れません。

では、そもそもなぜ「プログラミング教室は意味がない」などと言われているのでしょうか。

そのような意見を主張しているのは、たいがい保護者ではない部外者の方々です。

筆者なりに色々調べた結果、反対意見を以下の5つにまとめてみました。

子供向けプログラミング教室は意味ないという主張

  1. プログラミングは大人になってからでも学べるから
  2. 論理的思考なら算数や国語で学べるから
  3. 子どものときは電子機器より自然に触れたほうがいいから
  4. ブームに乗った業者のカモにされるだけだから
  5. 教室に通わなくても家でできるから

ではそれぞれ詳しく見ていきましょう。

①プログラミングは大人になってからでも学べるから

このような見方はプロのエンジニアの間でよく見られます。

実際に自分たちエンジニアは大学を出てから(あるいは大学で)、

短期間で集中して学んで今の仕事のスキルを身に着けた。

子どもプログラミング教室で習うようなことは、今のエンジニアの仕事に役立つとは思えない。

だから子どものときからプログラミング教室でプログラミングを学ぶ意味はない、というわけです。

②論理的思考なら算数や国語で学べるから

小学校プログラミング教育では「プログラミング的思考」を身に着けさせるねらいがあります。

しかし、文部科学省が推奨している「プログラミング的思考」とは「ロジカルシンキング」の言い換えで、論理的思考は算数や現代国語の授業で十分だという主張もあります。

また、プログラミング以前にもっと算数や数学を勉強したほうがいいという意見もあります。

③子どものときは電子機器より自然に触れたほうがいいから

子どものときは、デジタル機器ばかり触らず、もっと体を動かして外で遊んだり、自然と触れ合ったりするほうが発育上のぞましいという考えの人もいます。

また、電子機器を長時間つかうことで視力が悪くなったり、健康に悪影響を及ぼすという意見もあります。

④ブームに乗った業者のカモにされるだけだから

2017年に新しい学習指導要領にプログラミング教育の必修化が盛り込まれてから、プログラミング教室市場に参入する業者が急増しています。

コエテコ byGMOの調べによると、日本の子ども向けプログラミング教育市場は3年間で約2倍に拡大しており、2021年はコロナ禍においても前年比125%の成長を遂げています。

中には質の伴っていない、専門性の低い業者も参入している可能性もあることから「そんな素人が教えるプログラミング教室なんか通っても意味ない」という意見もあります。

⑤教室に通わなくても家でできるから

また、子ども向けプログラミング教室で習うような内容は、やろうと思えば自宅でも無料で勉強できるため、わざわざ教室に通わなくてもいいのではという意見もあります。

確かに、Scratchは無料で利用できますし、使い方は動画や本を見れば自宅でもできます。

ただ、それには保護者がある程度ITリテラシーがあって、子どもに教えてあげられる余裕がある場合に限られます。

通信教育や、サブスクのe-ラーニングで低額の月謝で学ぶこともできます。

それで「教室に通う」のが意味ないという意見があります。

子供向けプログラミング教室ではどんなことを習うのか

では、そもそも子ども向けのプログラミング教室ではどんなことを習うのでしょうか。

ビジュアル言語でプログラミングを習う

「プログラミング」というと、英文や記号を打ち込んで「なんだかすごく難しそう」というイメージがあるかもしれません。

しかし、子ども向けプログラミング教室ではビジュアル(プログラミング)言語でプログラミングを習います。

ビジュアル言語とは、日本語で命令の書かれたブロックを組み合わせてプログラミングができる子ども向けのプログラミングツールです。

子ども向けプログラミングツールでは、Scratch(スクラッチ)が有名で世界中で使われています。

中級、上級コースではテキスト言語を使った本格的なコーディングも学びます。

Scratchを使ったプログラミングの例

ゲームづくりやロボットプログラミングを習う

プログラミングはそれ自体が目的ではなく、あくまで何かの目的を果たすための手段です。

子ども向けプログラミング教室は大きく分けて2つの種類に別れます。

  • ロボット教室とそれ以外のプログラミング教室です。

ロボット教室ではロボットの組み立てと、ロボットの動きを制御するためにプログラミングを行います。

プログラミング教室では、パソコンでかんたんなゲームを作ります。

本格的な3Dゲームやスマホアプリの制作が習える、上級コースに進めるスクールもあります。

パソコンの使い方やタイピングも習う

プログラミング教室ではタイピングやマウス操作なども覚えられる

プログラミング教室ではプログラミングのスキル以外に、基本的なパソコン操作やITリテラシーも学べます。

また、プログラミングを通して小学生のうちにマウスの使い方、タイピングなども身につけることができます。

プログラミングを通して論理的な思考や課題解決能力を養う

プログラマーは普段からプログラミング的思考を使って問題を処理していると言われています。

簡単に言うと、何か目的を達成したい時に、まずその手順を分解し、整理し、組み立てるという作業を行います。

プログラミングの基本的な概念

順次(上から順番に実行していく)
分岐(もしこの条件ならこうする、そうでないならこうする)
繰り返し

この論理的な考え方は、プログラミングだけではなくて、生活の様々な課題を解決したり、計画を立てたり、人に何か指示を出すときにも非常に役に立ちます

プログラミング教室では、こうした非認知能力(数値化できない能力)も育てることができます。

子どもをプログラミング教室に通わせるのは本当に意味ない?

でも、実際には多くの保護者はプログラミングの習い事に関心を持っています。

イー・ラーニング研究所が保護者を対象に行なったアンケートによると、「2021年に話題になった習い事」「2022年に子どもにさせたい習い事」の上位半数が「英語」と「プログラミング」を挙げています。

あなたも、お子さんをプログラミング教室に通わせようか悩んでいますか?

Kacky

結論を言うと、もしできるなら習わせたほうがいいです。

子どものうちにプログラミングを習わせるのは意味があると言える理由を5つ取り上げましょう。

  1. 中学校プログラミング教育ですでに格差が出ている
  2. 実は小中学校のプログラミング授業時間は少なすぎる
  3. 中学になったら部活や塾で忙しくなる
  4. プログラミングで身につくアルゴリズムやフレームワークは社会に出たとき必ず役に立つ
  5. 自宅でもプログラミングは習える

中学校プログラミング教育ですでに格差が出ている

子どもプログラミング教室に通うと中学生になったときアドバンテージが高くなります。

ところで2021年度から中学校でもプログラミング教育が必修化になっているのをご存知でしょうか?

中学校では技術・家庭科の技術分野でプログラミング教育が拡充されています。

初年度の実施状況を見ると、クラスの中でプログラミング授業を楽しんでいる生徒と興味をもっていない生徒の2つに完全に2極化していることが明らかになりました。(みんなのコード調べ https://code.or.jp/news/10370/

また、スマホを触ったことはあるがパソコン操作、特にタイピングやマウス操作を全く知らない生徒や、プログラミング授業についていけず完全に取り残されている生徒もいるようです。

一方、小学生の時にプログラミング教室に通わせてもらった生徒は、自己肯定感が高く、自信をもって課題に取り組み、グループの中でも先生役を買って出ていきいきと授業に参加している様子が教員によって観察されています。

  • このような子たちにとって、小学生の時にプログラミング教室に通ったことには確かに意味があったと言えます。

実は小中学校のプログラミング授業時間は少なすぎる

小学校プログラミング教育は「プログラミング」という新しい科目ができるわけではありません。プログラミング教育は、国語や算数、理科などの既存の教科の中に、おまけのように付け足す位置づけになっています。

また、先生もプログラミング授業に慣れておらず、授業準備の時間も十分に取れていません。実際のプログラミング授業の時間は、意外と少ないです。

カリキュラムは学校に委ねられているため、学年によってはプログラミング授業は全くなかったり、一年でたった数コマしかないというのが現状です。

中学校プログラミング教育でも同じような状況が見られています。

義務教育でプログラミングが必修化になったとはいえ、学校の授業だけではプログラミングを十分に学ぶことはできません。

その上、2022年度から高校でも「情報Ⅰ」の中で高度なテキストプログラミングの概念が必修化になり、2025年の大学入試から「情報」から問題が出題されます。

  • もしプログラミングが将来お子さんの役に立つとお考えであれば、学校以外の機会にプログラミング教室でじっくり学ぶことがどうしても必要になってきます。

中学になったら部活や塾で忙しくなる

プログラミングの習い事はある意味小学生の特権です。

なぜなら、中学生になると部活が始まり、試験勉強が忙しくなるのでプログラミングの習い事の優先順位は確実に低くなるからです。

また、プログラミング教室のほとんどが小学生を対象にしているため、中学生がわざわざ年下の子供たちに紛れて習い始めるのも恥ずかしいと感じるでしょう。

しかし、現実問題、中学校・技術分野のプログラミングの内容は、小学校とは違って難易度が急に高くなります。

いまさらプログラミングを習いたくても習えない、それだったら小学生のうちに習っておけばよかったということになります。

  • このような意味でも、子ども向けプログラミング教室は意味があると言えます。

プログラミングで身につくアルゴリズムやフレームワークは社会に出たとき必ず役に立つ

Scratchなどで身につけたプログラミングスキル自体は、たしかに将来の就職では役に立たないかもしれません。

しかし、プログラミングを行う時につかうアルゴリズム(手順)の考え方や、計画的に物事を処理していくフレームワークは、社会人になったとき確実に役に立ちます。

いわゆる「仕事ができない人」は創造力がなく、視野が狭く、感情に基づいて物事を捉えます。

一方プログラミング的思考を身に着けている人は、

  • 必要な作業を細分化でき、
  • 論理的に課題解決方法を考えられ、
  • 明確に人に指示が与えられます。

これは経営者にとっても必要なスキルセットで、将来ビジネスをしていく上でも役に立ちます。

  • 子ども向けプログラミング教室で身につけられるスキルは、お子さんが将来社会に出た時に、計り知れない価値をもつ見えない財産になります。

自宅でもプログラミングは習える

プログラミングは教室に通わなければ習えないわけではありません。

Scratchは自宅でも無料でつかうことができます。

親がアカウントを設定して一緒に操作を手伝ってあげれば、あとは本や動画を見ながらお子さんが一人で手を動かしてプログラミングを覚えることだってできます。

おすすめはお笑い芸人の厚切りジェイソンさんがナビゲートするNHKの教育番組「Why!?プログラミング」です。

ホームページからオンデマンドで番組動画やScratchの設定方法などを見ることができますのでScratchって何?という方は、ぜひのぞきに行ってください。

古い価値観に惑わされないで

「プログラミング教室なんて意味ない」という人は、少し価値観が古いのかもしれません。もしかすると、ITが急速に発展している現代、そして近未来に考え方がアップデートできていないのでしょうか。

もちろん、人それぞれ価値観は異なります。

しかし実際のところ、日本は世界の中でIT競争に完全に遅れをとっています

2021年の世界デジタル競争力ランキングで、日本は28位となっています。アメリカ、韓国、中国、香港などから大きく順位を引き離されています。

いろんな見解がありますが、一般的に言われている原因は、IT教育が進んでいないことです。

世界の中で見ても、日本のプログラミング教育はそうとう遅れているのです。

まとめ

この記事では、子ども向けプログラミング教室は意味ない、という意見が出る背景について、またその意見に対する考察、子どものときにプログラミングの習い事をする意味について解説しました。

いろいろ意見があるけどよくわからない、とおっしゃる方は教室の無料体験をいちど受けてみることをおすすめします。

百聞は一見に如かずで、実際はどんな感じなのか、はっきりイメージできると思います。

ロボット教室や、プログラミング教室、色んなタイプの教室がありますので2,3の異なる教室を覗いてみるのがおすすめです。先生の教え方や雰囲気、料金や予算感など比較することができます。

無料体験は、大体1時間ぐらいで、簡単なプログラミングでゲームを作ったり、ロボットを組み立てる体験ができます。

特にオンライン教室は、移動の手間もかからず自宅で体験できるのでオススメです。

Kacky

この記事でいろいろ私も意見を述べましたが、一度ご自身の目で確かめてみてください。

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